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Microsoft 365 Copilotっていつから使えるの?
Microsoft 365 Copilotって何?
2023年3月にマイクロソフトが「Microsoft 365 Copilot 」発表。
何かと話題ですよね。
MicrosoftのOfficeを利用しているユーザーは早めに使い方を学ぶことで、仕事で活用できます。
そこで、今回はMicrosoft 365 Copilotについて0から活用方法まで初心者向けに解説します!
Microsoft 365 Copilotは2023年11月から使えるようになりました。
また、1月15日からすべての企業・個人ユーザー向けにも利用が可能です。
Microsoft 365 Copilotのライセンスごとの料金や特徴はこちらで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot 料金/価格に関する発表の流れ
発表日
発表内容
2024年01月15日
2023年11月15日
2023年09月21日
2023年07月18日
2023年04月05日
2023年03月17日
Copilot Proの購入方法から使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilotとは何か、以下の4点について解説します。
AIモデルはOpenAIのChatGPTモデルです。ChatGPTについてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilotは、以下の3つの技術を合わせることで、生産性を向上できるAI搭載ツールです。
自然言語で指示を入力するだけで、以下のことができます。
また、Microsoft 365 Chatという新しいサービスも提供され、従来のOffice内のデータを横断して、指示に対して回答がもらえます。
AI搭載のBing と Copilot比較
AI搭載のBing | Copilot |
---|---|
WEB上の情報 | 企業内の情報 |
AI(ChatGPT)を搭載したBingとは何か知りたい方はコチラで詳しく解説しています。
Copilotは以下の2 つの方法で Microsoft 365 に組み込まれます。
引用:マイクロソフト公式HP
Microsoft Office 365 Appに搭載
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams 、OneNoteなどのOffice製品に組み込まれています。
Microsoft 365 Chat
LLM、Microsoft 365 アプリ、ユーザーのデータ (カレンダー、メール、チャット、ドキュメント、ミーティング、連絡先) を横断して機能し、従来できなかったことが実現できます。
例)「製品戦略をどのように更新したか、私のチームに教えてください」 といった自然言語のプロンプト (prompt、指示) を入力すると、午前中の会議、メール、チャットのスレッドに基づいて、回答を得ることができます
大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)とは、大量のテキストデータを使ってトレーニングされた自然言語処理のモデルのことである。
引用:大規模言語モデル – Wikipedia
日本国内でCopilotの提供時期は以下のライセンスで2023年11月から利用できます。
価格は以下のとおりです。
対象ユーザー | ライセンス名 | Microsft 365 Copilot 追加料金 |
---|---|---|
家庭 | Microsoft 365 Personal | 月額20ドル/月 |
Microsoft 365 Family | 月額20ドル/月 | |
中小企業 ユーザー 300人以下 | Microsoft 365 Business Basic | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 |
Microsoft 365 Business Standard | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 | |
Microsoft 365 Business Premium | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 | |
Microsoft 365 Apps for business | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 | |
大企業 | Microsoft 365 E3 | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 |
Microsoft 365 E5 | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 | |
Microsoft 365 F3 | 月額30ドル/月 ※Bing Chat Enterpriseは無料 |
注意
Microsoft Office365バージョンのみ使える予定です。2019,2021バージョンのOffice製品では使えません。
日本円で月額4,500円。(1ドル150円)
生産性があがって、人件費抑えられるなら、1人雇うよりも格段に安いですね。
Microsoft 365 Copilotのライセンスごとの料金や特徴はこちらで詳しく解説しています。
Copilot Proの購入/導入方法は以下の記事で詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilotは企業向けに設計され、企業におけるデータのセキュリティとプライバシーに対するマイクロソフトのこれまでの取り組みを基盤としています。
そのため、セキュリティ・安全性は安心して使えます。
以下がデータセキュリティに関するポイントです。
1.自社情報が外部のAI学習には使われない
データは企業ごとに分離されているため、自社情報が外部のAI学習には使われない。Copilotが企業間を超えてデータ処理することはない。
2.学習させたノウハウの漏洩はない
企業内で学習させたお客様のノウハウをMicrsoftは活用しない。
引用:YouTube 日本マイクロソフト㈱ モダンワークビジネス本部 山崎善寛 本部長)
Microsoft Copilotを搭載したOffice365とBusiness Chatの簡単な使い方をご紹介します。
AI搭載ソフト
Microsoft 365 Copilot in Wordでは、AIが文章の作成、編集、要約、創作ができます。
簡単な指示だけで、必要に応じて組織内の情報を加味しながら、下書きを作ってくれます。
既存ドキュメントに内容追加、文章要約なども可能です。文章を専門的、カジュアルな口調など、適切な文章も作成できます。
文章の推敲をサポートする提案もしてくれるため、主張したいことを強調したり、不整合な点を解消したりできます。
文章の作成に結構時間が掛かっているので、ドラフトをさくっと作ってもらえるのはありがたいですね。
Word(ワード)×AI(Microsoft 365 Copilot)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in Excelでは、AIがデータの分析と探索をサポートします。
Copilot に数式をたずねるだけでなく、自然言語でデータに関する質問もできます。それに基づいて Copilot がモデルを生成し、相関関係を明らかにしたり、What-if シナリオを提案したり、新しい数式を推奨したりしてくれます。
自身でデータに手を加えることなく、掘り下げた分析が可能です。
傾向を把握したり、わかりやすく視覚化したり、推奨事項をたずねて別の結論を導き出したりもできます。
BIツールがなくても、データを様々な視点で簡単に見えるのは便利そう!
Excel(エクセル)×AI(Microsoft 365 Copilot)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in PowerPointでは、アイデアを魅力的なプレゼンテーションにしてくれます。
Copilot が簡単な指示や概要からプレゼンテーションの新規作成が可能です。
長々としたプレゼンテーションをボタン 1 つで要約や、自然言語での指示で、レイアウト調整、テキスト書式設定を変更、アニメーションの時間を調整することも可能です。
パワーポイントでシナリオや図解を作るのって結構時間かかるので、AIがやってくれれば、負担が半分になるのでは?
PowerPoint(パワーポイント)×AI(Microsoft 365 Copilot)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in Outlookでは、受信トレイとメッセージの画面でユーザーをサポートし、メールの選別に費やす時間を減らし、コミュニケーションの時間を増やせるようになります。
複数の人と長くやり取りして複雑になったメール スレッドを要約して、各自が書いたことの内容だけでなく、それぞれの違った視点や、まだ解決されていない問い合わせも把握することができます。
また、簡単な指示でメールの返信文を書いたり、文章のトーンや長さを調整することも可能です。
メールの返信案も考えてくれるなら、人はチェックするだけでよくなりますね。
Outlook(アウトルック)×AI(Microsoft 365 Copilot)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in Teamsでは、共同作業の手間を軽減します。
効果的な会議進行、スピーディな会話、主要論点の整理、重要アクションのまとめをサポートし、次に何を実行すべきかをグループ全体が把握できるようにします。
チャットでは、Copilot の助けを借りて、議論の流れを妨げることなく、特定の問題に対して答えを得たり、見逃していることをキャッチアップしたりできます。
会議や会話に Copilot を追加すると、チャットの履歴に基づいて会議のアジェンダを作成したり、フォローアップのために適切な人物を特定したり、次の進捗確認のミーティングをスケジュールしたりするなど、一般的なタスクを強力にサポートしてくれるツールが手に入ります。
議事録の自動生成はありがたい反面、残したくない記録も残ってしまう問題もあるのかな?
Teams (チームス)×AI(Microsoft 365 Copilot)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in OneNoteでは、以下のことがプロンプト(自然言語)を使用して簡単にできます。
できることを抑えて、しっかり活用したいですね。
OneNote(ワンノート)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in Loopは以下の特徴があります。
コミュニケーションや作業の効率化に役立ちます。
notionに似たツールで便利です
Loop(ループ)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
Microsoft 365 Copilot in Streamは以下の特徴があります。
動画内で知りたい点だけ、調べるのに便利ですね
Business Chatでは、ユーザーのデータやアプリすべてを横断して機能する、まったく新しいエクスペリエンスで、これまで不可能だったことができるようになります。
Business Chat は、Microsoft Graph の機能を活用し、ドキュメント、プレゼンテーション、メール、カレンダー、メモ、連絡先といったすべてのデータを集約してユーザーに寄り添います。
複数のソースから情報を収集するため、チームの全員が共通の認識を持って、協調しながら物事を進めることができます。さまざまなツールに時間をとられることなく、最も重要な仕事に多くの時間を割けるようになります。
各アプリケーションを跨いで、AIに指示ができるのは一体どうなるのか楽しみですね!
Microsoft 365 Copilot Business Chat(ビジネスチャット)使い方・活用方法についてはコチラで詳しく解説しています。
今回はMicrosoft 365 Copilotについて0から活用方法まで初心者向けに以下のことを紹介しました!
Office製品(2019,2021バージョン)の利用ユーザーは、早めにMicrosoft 365
2019,2021バージョンのOffice製品では使えません。
データを蓄積することでCopilot(AI)の利用開始後すぐに活用できます!
以上、最後まで読んで頂きありがとうございます!
Microsoft AIサービスのまとめ
Microsoftが提供するAIサービスをまとめました。
Microsoft AIサービスの全体像
Microsoftが提供しているAIサービスをまとめた記事です。
Microsoft AIサービス詳細
MicrosoftのAIサービスごとに詳しくまとめています。
Copilot Pro の始め方から使い方を知る
Copilot Pro の購入方法や始め方から使い方をまとめた記事です。
Microsoft 365 Copilotのライセンス選び方を知る
Microsoft 365 Copilotのライセンス選び方をまとめた記事です。
全てのライセンス料金を比較する
個人利用のライセンス
家族利用のライセンス
Microsoft 365 Copilotの活用方法を学ぶ
Microsoft 365 Copilotの学び方を紹介します。
本で学ぶ
動画で学ぶ
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