SIer企業で働く人のうつ病と対策

2022-02-222023-06-07

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こんにちは！　文系SEの焼き芋です！

Sier企業で「うつ病」になる方が多いと聞きます。

「Sier企業で働けるのか」という悩みを抱えていませんか？

そこで、今回は「Sier企業で働く人のうつ病事例と対策」をご紹介します。

やきいも

この記事はこんな人におすすめです！
・IT企業への就職検討中の方
・IT企業に就職が決まった方

この記事で解決できるお悩み

SIer業界の特徴
SIerの仕事内容
うつ病の事例と対策

SIer業界の特徴

そもそも、「うつ病になりやすい」SIerとはどういった業界なのか解説します。

SIerとは

SIerとはSystem Integrator（システムインテグレーター）の略称です。
ITサービス（IT技術者の支援、IT請負業務など）をおこなう事業です。

SIerは大きく分けて以下の通りです。

Sierの分類

メーカー系
ユーザー系
独立系
外資系

SIerの特徴（メーカー系、ユーザー系、独立系、外資系）

メーカー系、ユーザー系、独立系、外資系Sierの特徴については次の通りです。

メーカー系の特徴

基本的に大手企業
自社でハードウエア開発
１次請けした案件を子会社に依頼するケース多い

　　例）富士通、ＮＥＣ，日立製作所　など

ユーザー系の特徴

事業会社の情報システム部門が独立した企業
親会社の事業エリアによって得意分野が異なる
親会社の依存度が高い

　　例）NTTデータ、新日鉄ソリューションズ、野村総合研究所　など

独立系の特徴

親会社を持たない企業
扱う案件の業界・業務・技術が幅広い

　　例）大塚商会、TIS、インテック　など

外資系の特徴

外国の資本が入った企業
人事制度が終身雇用ではない

　　例）IBM、アクセンチュア、タタコンサルタンシー・サービシズ　など

SIerの仕事内容

「うつ病になりやすい」SIerのビジネスの仕組みと、仕事内容について解説します。

SIerのビジネスの仕組み

SIerが顧客から一括で受注し、受注したSIerのリソースで出来ない仕事は
他のSierに発注をおこなう構造となっています。

お家づくりで言うと、ハウスメーカーがお客様から注文住宅を受注しますよね。
ハウスメーカーが出来ない仕事は、大工、水道、電気における工事は別企業に発注をおこなうのと同じ構造です。

大工はプログラマーが在籍するソフトウェアハウス企業
水道・電気はシステムで言うと、ネットワークやハードウェアとなります。

SIer契約の種類

SIerのビジネスにおいて、お客様から受注した際の契約内容によって仕事環境や内容は変わります。
主な契約内容は次の4種類です。

派遣契約
業務委託契約（SES）
請負契約
保守契約

契約の特徴と現場目線での仕事の特徴を説明します。

派遣契約の特徴

派遣先の企業で働くこと
作業に対して対価が発生
指揮系統は派遣先の社員となる

やきいも

派遣契約では、SE、PGを派遣する場合がよくあります。
主に、大規模開発で人手が足りない場合に
SE,PGが派遣されるケースが多いですね。
たいていプロジェクトは炎上してますね。
人手が足りないから呼ぶわけですからね。

運悪く炎上プロジェクトに入ると、
・皆さんお忙しいので質問がしずらいです
・終電までがデフォルトの場合があります
・お疲れの方が大半になりますので、
人間関係がギスギスしてます

お仕事自体は、派遣なので指示されたことを粛々とこなすだけです。

業務委託契約（SES）の特徴

お客様から業務を委託して作業をおこなう
作業に対して成果が発生
指揮系統はお客様にはない

やきいも

業務委託契約（SES）では、
構想立案や要件定義の作業支援として契約するケースが多いです。
お客様側の社員ではIT知識が不足していて、
システム化構想や要件の取り纏めができないためです。

なぜ請負ではないかと言うと、受注側にとってがリスクが高いためです。
お客様が要求を伝えれず、合意して頂けないと時間ばかり過ぎていくためです。

請負契約の特徴

お客様から依頼を受けたものを作成する
納品物に対して対価が発生
指揮系統はお客様にはない

やきいも

請負契約では、要件定義で合意された要件で、
基本設計からテストまでの成果物を作成するケースが多いです。
お客様との請負契約内容によって作成する成果物は変わります。

保守契約の特徴

導入したソフトウェアの保守作業となる
保守期間の保守作業に対して対価が発生

やきいも

保守契約では、導入したソフトウェアの問い合わせ対応や問題調査などの作業になります。
お客様との保守契約内容によって作業内容は変わります。

うつ病の事例と対策

先輩や同僚がうつ病となっていた時の事例と対策を紹介します。

事例
炎上プロジェクト

入社１５年目のベテラン社員Bさん。

過去社内で実績がない大型案件のPMとしてプロジェクトにアサイン。

未経験のプロジェクト規模のため、手探りでの仕事となる。

そのため、土日出勤、毎日終電、社内調整、顧客調整、全体進捗は遅延。

プロジェクトの最後まで走れずに、休職となる。

原因

要求される仕事のレベルと自身のスキルとのアンマッチ

対策

仕事を受ける際に、自分のスキルがちょっと頑張れば足りるのか否か判断が必要。

断れないケースもあると思うが、身体を壊すよりは。。。

まとめ「うつ病にはなる環境の上でなっている」

今回の記事では「Sier企業で働く人のうつ病事例と対策」について解説しました。

今回のポイントをまとめますと、次の通りです。

客先常駐だから鬱になりやすいとか、下請け構造が悪いなど、
SIのビジネスの仕組み・仕事内容自体が問題ではないです。
IT業界に限らずどんな仕事にも上記のような問題は発生してます。
どのケースも、誰でも同じ状況なら病みます。
辛いのは「仕事量の多さ」「スキルアンマッチ」「人間関係」です。
自分の身体は自分で守ることが、うつ病になる状況を防ぐことができます。
「できないこと」は「できない！」と断るのも大事です。

「Sier企業で働く人上でのうつ病対策」

のイメージはできたのではないでしょうか？

やきいも

一度うつ病なると、心も安定しなくなります。

なる前に、自分の身は自分で守りましょう！

上記の対応策でも解決できない場合があります。

いつでも逃げれるように、転職サイトに登録して求人はチェックしておくと、心が安定します。

IT転職に特化したマイナビ IT AGENT に登録していつでも移動できる準備はしておきましょう。

1度うつ病と診断されて休職後に転職活動はかなりハードルがあがりますので、

病む前に絶対に逃げれる準備はしておきましょう。

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