こんにちは! 文系SEの焼き芋です!
プログラミング未経験だけど、
文系でもIT企業に就職できるのかな?キツイのかな?
という悩みを抱えていませんか?
そこで、今回は「なぜ文系がIT企業に就職できるのか」を解説します。

この記事はこんな人におすすめです!
・IT企業への就職を検討している方
- なぜ文系がIT企業に就職ができて、活躍できる?
⇒活躍できる! - IT業界は3K(きつい、帰れない、給料安い)?
⇒給料は平均! - IT企業で働いている文系出身者の割合は?
⇒3割!
IT職種で働いている文系の割合は約3割
そもそも、ITの職種で勤めてる文系出身者の割合は約3割です。(下図参照)


それでは、その3割の人材がなぜITの職種で就職できたのか。
以下のポイントで解説します。
- 過去~現在で人手不足
- 活躍できる職種が多い
- 今後も人手が必要
ITエンジニアはキツイ故に過去~現在で人手不足


まず、現状で約9割の企業でIT人材が量・質で不足しています。(上の図参照)
一昔前はIT企業をよく「3K」だと言われてました。
- きつい
- 帰れない
- 給料が安い
また、35歳定年説などネガティブなワードが多かったです。
その影響もあってか、当時はあまり人気職種ではなかったため今でも人手不足です。
また、企業は理系人材のみでは人材の補充が追い付きません。
そのため、文系のポテンシャルがある人材を積極的に採用している状況です。
ちなみに「3K」なのか否は・・・
- きつい
⇒ YES、だが楽な仕事なんてないのでは? - 帰れない
⇒ YES、だが最近は残業規制が厳しいため帰れるが管理職以上は帰れない - 給料が安い
⇒ 若手の頃は安かったが今は550万~600万 賞与によりけり
IT業界は3Kは正解です。
仕事はキツイです。
長時間労働と上司の𠮟責が辛くて、
帰り道に涙が自然と流れそうになった日々もありました。
寝不足で朝から吐き気が酷い日も多かったです。
帰れない日もありました。
11年働いて2回くらいです。
給料が安い時期もありました。
若手の頃は基本給が低かったです。
また、会社の業績がよくなく賞与は当時なかったです。



IT業界で辛いことについては
以下の記事で解説してます!
文系出身者が活躍できるITの職種が多い


IPAの「IT技術者のキャリアフレームワーク」では「11の役割」が定義されてます。(上図参照)
各役割で求めらるスキル・知識は様々です。
文系出身者の「知識」「スキル」を生かす場が多くあります。
「アプリケーションスペシャリスト」と「プロジェクトマネジメント」を例に解説します。
お客さんの業務に精通している必要があります。
もし、あなたが簿記の資格があれば、
会計に関するシステムの構築時に経理担当者と対話がスムーズにでき、
簿記の知識を活かすことが可能です。
多くの利害関係者と円滑にコミュニケーションを図りながら
プロジェクトを推進していく必要があり、高いコミュニケーションスキルが必須です。
もし、あなたが学生時代に学祭のリーダーとして、
チームを纏めあげて目的を達成できた経験があれば、
プロジェクトでメンバーを纏める能力はIT企業で活かせるでしょう。
様々な職種があり、文系が培った知識やスキルがIT職種では生きる場が多いため
ITの職種で活躍できるのです。
また、理系の知識が必要でない職種も多くあります。
実際に実務で理系の知識がなくて、困ることはほぼありませんでした。



文系のITの志望理由については
こちらの記事で公開してます!
今後もITの職種は人材が必要


経済産業省の調査結果によると、
2030年には最大で「約79万人」のIT人材が不足すると報告しています。
背景には、以下の2点が現場目線では考えれます。
- AI、データサイエンス、セキュリティ対応の仕事が増加
- 従来型IT人材の補充
先端技術(AI・データサイエンス・セキュリティ)の仕事に関しては引合いは多いです。
ただ、実証実験の段階なため、ベンダー側と協同でおこなう話はよく聞きます。
今後はより先端技術を活用した案件は増えるのは確かです。
従来型のエンジニアが先端技術の案件に引っ張られるケースがあります。
その場合、従来型エンジニアの補充が必要になってきます。
ここで必要となってくる人材は、プログラミングができるコーダーという話ではありません。
プロジェクトを取り纏める人、システム全体・DBを設計・運用できる人というのが不足しています。
先端技術を活用できる人材を増やすこと、従来型のIT人材の補充するために
文系の人材も積極的に採用をしているのが現状です。
まとめ「文系は将来性のあるIT企業が狙い目」やめとくべきでない
今回の記事では「なぜ文系がIT企業に就職できるのか」について解説しました。
今回のポイントをまとめますと、次の通りです。
- IT職種の約3割は文系出身者
- 約9割の企業でIT人材が不足
- 様々な職種で文系の知識・スキルが活かせる
- 理系の知識が必要でない役割も多い。
⇒ 各職種をしっかり把握して、自分の知識・スキルに合った職種を選び、
将来のキャリアプランを設計しましょう!
「なぜ文系がIT企業に就職できるのか」分かったのではないでしょうか?



IT企業は文系にとって決して狭き門ではありません。
入社時に文系以外の社員とスタート地点で差はありますが、
しっかりと勉強し実践を積めば十分活躍ができます。
ちなみに私が勤める企業では半数が文系出身者です。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!