こんにちは! 文系SEの焼き芋です!
Webアプリケーション開発の進め方ってどうなっているの?」
というお悩みを抱えていませんか?
そこで今回は「Webアプリケーション開発の進め方」を解説します。

この記事はこんな人におすすめです!
・プログラミング未経験者
・初心者プログラマー
・新入社員
- 「Webアプリ開発(システム開発)」の進め方・開発手法を知りたい!
- 「ウォーターフォールモデル」って何?
ITエンジニアが学ぶべきことは多岐にわたります。
そこで、IT未経験の文系が把握すべき7つのIT基礎はこちらで解説してます。
Webアプリ開発(システム開発)の進め方・開発手法
Webアプリ開発(システム開発)では、プロジェクトの状況によって
以下の開発手法で進めていきます。
- ウォーターフォールモデル
- アジャイルな開発
- プロトタイピングモデル
- スパイラルモデル
それぞれの開発手法によって進め方は変わります。
今回は、よく使われる手法「ウォーターフォールモデル」について解説します。
ウォーターフォールモデルって何?
「ウォーターフォールモデル」は開発手法として、もっとも歴史が長く、よく使われる手法です。
プロジェクトでは以下の順で各工程を進めます。
「構想立案」から
「要件定義」、
「基本設計」、
「プログラミング」、
「テスト」・・・
名前の通りで、水が上から落ちていくように、各工程を順番に進めていくのが特徴です。
なので、基本的には工程の逆戻りはできません。
また、基幹業務(販売管理、購買管理、財務管理、物流管理など)の単純作業のシステム化では、
ウォーターフォールモデルで開発をおこなうのが一般的です。
それでは、「ウォーターフォールモデル」の「メリット」や「デメリット」について説明します。
メリットは何?(ウォーターフォールモデル)
「ウォーターフォールモデル」の良い点は以下の通りです。
進捗管理がしやすい
ウォーターフォールモデルでは、各工程でおこなう作業や成果物が明確です。
そのため、全体のスケジュール管理がしやすいです。
つくる成果物が明確なため、その作業にどのくらい時間が必要かも計算しやすいです。
リソース管理がしやすい
ウォーターフォールモデルでは、各工程を順番に進めるため、必要な人材のスペックも変わります。
- 要件定義では、業務分析やユーザーと対等に会話が出来る人。
- プログラミングでは、コーディングが出来る人。
という風に、何でもできるスーパーエンジニアは不要なため、
人が集めやすいの良い点です。
デメリットは何?(ウォーターフォールモデル)
「ウォーターフォールモデル」の悪い点は以下の通りです。
リリースまで時間が掛かる
ウォーターフォールモデルでは、Webアプリケーション(システム)のリリース(公開)までに時間が掛かります。
理由としては、作成するドキュメントが多いのが要因の1つです。
例えば、要件定義では以下のような成果物を作り、
プロジェクトメンバーの顧客・ベンダーと合意しないといけません。
- 業務要件定義書
- システム要件定義書
- データ要件定義書
- 非機能要件定義書 など
結果、Webアプリケーション(システム)のリリース(公開)までに
プロジェクトスタートしてから1年~2年と掛かります。
その頃には、技術も進歩して時代から遅れたシステムがリリースされる可能性もあります。
ユーザーが操作できるのは終盤
ウォーターフォールモデルでは、実際に動く画面を見せることが出来るのは終盤です。
そのため、いざ動かしてテストしてみたら
- 「こんなこともしたかった!」
- 「この仕様では業務に不都合だ!」とか
新たな要件や問題が発生しやすいです。
結果、要件に戻って仕様を再度決める場合もあります。
または、一旦リリース後に改修をするということもあります。
机上で想定機能を作ったので、多少ブレはでるのは仕方ないのが現状です。
家作りでも、いざ住み始めたら
「コンセントここにも増やせば良かった」「作り付けの棚を作っておけば良かった」とか
あるとの同じです。
まとめ「ウォーターフォールモデルは万能な手法ではなくデメリットもある」
今回の記事でWebアプリ開発の開発手法「ウォーターフォールモデル」について解説しました。
今回のポイントをまとめますと、次の通りです。
- システム開発手法は様々なやり方がある。
- ウォーターフォールモデルは主要な手法となる。
- ウォーターフォールモデルは万能な手法ではなくデメリットもある。
Webアプリ開発の開発手法「ウォーターフォールモデル」のおける進め方・特徴が分かったのではないでしょうか?



プロジェクトによって、
ウォーターフォールモデルでも成果物や進め方は変わります。
柔軟にプロジェクト内で動けると良いかと思います。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!