【IT入門】ウォーターフォールモデルの工程・特徴を3分で解説

こんにちは! 文系SEの焼き芋です!

Webアプリケーション開発の進め方ってどうなっているの?」

というお悩みを抱えていませんか?

そこで今回は「Webアプリケーション開発の進め方」を解説します。

やきいも

この記事はこんな人におすすめです!
・プログラミング未経験者
・初心者プログラマー
・新入社員

この記事で解決できる悩み
  • 「Webアプリ開発(システム開発)」の進め方・開発手法を知りたい!
  • 「ウォーターフォールモデル」って何?

ITエンジニアが学ぶべきことは多岐にわたります。

そこで、IT未経験の文系が把握すべき7つのIT基礎はこちらで解説してます。

目次

Webアプリ開発(システム開発)の進め方・開発手法

Webアプリ開発(システム開発)では、プロジェクトの状況によって
以下の開発手法で進めていきます。

おもな開発手法
  • ウォーターフォールモデル
  • アジャイルな開発
  • プロトタイピングモデル
  • スパイラルモデル

それぞれの開発手法によって進め方は変わります。

今回は、よく使われる手法「ウォーターフォールモデル」について解説します。

ウォーターフォールモデルって何?

「ウォーターフォールモデル」は開発手法として、もっとも歴史が長く、よく使われる手法です。

プロジェクトでは以下の順で各工程を進めます。

工程

「構想立案」から
「要件定義」、
「基本設計」、
「プログラミング」、
「テスト」・・・

名前の通りで、水が上から落ちていくように、各工程を順番に進めていくのが特徴です。

なので、基本的には工程の逆戻りはできません。

また、基幹業務(販売管理、購買管理、財務管理、物流管理など)の単純作業のシステム化では、

ウォーターフォールモデルで開発をおこなうのが一般的です。

それでは、「ウォーターフォールモデル」の「メリット」や「デメリット」について説明します。

メリットは何?(ウォーターフォールモデル)

「ウォーターフォールモデル」の良い点は以下の通りです。

・進捗管理がしやすい
・リソース管理がしやすい

進捗管理がしやすい

ウォーターフォールモデルでは、各工程でおこなう作業や成果物が明確です。
そのため、全体のスケジュール管理がしやすいです。

つくる成果物が明確なため、その作業にどのくらい時間が必要かも計算しやすいです。

リソース管理がしやすい

ウォーターフォールモデルでは、各工程を順番に進めるため、必要な人材のスペックも変わります。

  • 要件定義では、業務分析やユーザーと対等に会話が出来る人。
  • プログラミングでは、コーディングが出来る人。

という風に、何でもできるスーパーエンジニアは不要なため、
人が集めやすいの良い点です。

デメリットは何?(ウォーターフォールモデル)

「ウォーターフォールモデル」の悪い点は以下の通りです。

・リリースまで時間が掛かる
・ユーザーが操作できるのは終盤

リリースまで時間が掛かる

ウォーターフォールモデルでは、Webアプリケーション(システム)のリリース(公開)までに時間が掛かります。

理由としては、作成するドキュメントが多いのが要因の1つです。

例えば、要件定義では以下のような成果物を作り、

プロジェクトメンバーの顧客・ベンダーと合意しないといけません。

  • 業務要件定義書
  • システム要件定義書
  • データ要件定義書
  • 非機能要件定義書 など

結果、Webアプリケーション(システム)のリリース(公開)までに

プロジェクトスタートしてから1年~2年と掛かります。

その頃には、技術も進歩して時代から遅れたシステムがリリースされる可能性もあります。

ユーザーが操作できるのは終盤

ウォーターフォールモデルでは、実際に動く画面を見せることが出来るのは終盤です。

そのため、いざ動かしてテストしてみたら

  • 「こんなこともしたかった!」
  • 「この仕様では業務に不都合だ!」とか

新たな要件や問題が発生しやすいです。

結果、要件に戻って仕様を再度決める場合もあります。

または、一旦リリース後に改修をするということもあります。

机上で想定機能を作ったので、多少ブレはでるのは仕方ないのが現状です。

家作りでも、いざ住み始めたら

「コンセントここにも増やせば良かった」「作り付けの棚を作っておけば良かった」とか

あるとの同じです。

まとめ「ウォーターフォールモデルは万能な手法ではなくデメリットもある」

今回の記事でWebアプリ開発の開発手法「ウォーターフォールモデル」について解説しました。

今回のポイントをまとめますと、次の通りです。

この記事のポイント
  • システム開発手法は様々なやり方がある。
  • ウォーターフォールモデルは主要な手法となる。
  • ウォーターフォールモデルは万能な手法ではなくデメリットもある。

Webアプリ開発の開発手法「ウォーターフォールモデル」のおける進め方・特徴が分かったのではないでしょうか?

やきいも

プロジェクトによって、
ウォーターフォールモデルでも成果物や進め方は変わります。
柔軟にプロジェクト内で動けると良いかと思います。


以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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